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実際、私も経験がありますが、こういった状況下での改善提案は、相当の勇気と、場合によっては「辞めてやる」くらいの覚悟を持っていないとできないものでしょう。その気持ち、とってもよく分かります。
リスクをとって改善を申し出、ひとりで根回しして賛成を取り付け、誠意を持って尽力したのに自分自身が退職に追い込まれて、実際にその改善が実現したころには自分はもうその会社にいない、なんてことになりかねません。よくある話です。会社というところは、誰かが辞めないと何も変わらないところ、そんな気持ちになります。

ただし、これだけは考えましょう。



ひとたび二流の職場に染まれば、あなたも確実に二流になります--;

仮に、あなたは今、極めて常識的な判断で、問題を感じられているとします。

万が一おかしなことになって、あなたが意見を通したために立場がなくなり、退職に追い込まれたとします。しかし、あなたは今の職は失うのですが、その代わり、大きな勇気と、経験と、可能性を手に入れます。そして、何よりもその、常識的な判断力は守られます。

ただし、次の職場がどういう体質かは分かりません。また、必要十分な残業までも批判する必要はありません。あなたが今問題だと感じているのは、「無意味な残業」「サービス残業体質」であって、一切の残業を認めない社風を求めているわけではないのですから。

こういった面で、あまり極端になるのはよくないです。いわば、今の状況に対する不満が鬱積して、正しい判断力が一時的に損なわれていると次には余計におかしなことになるかも知れません。

私が心配するのは、むしろこういう面です。

さらに、もしも「もう、この状況は変わらないな」と考えて、なおかつ転職などの準備もしないでそこにとどまり続けることを選択したとしたら、あなたに残るものはいったいなんでしょう。あきらめと、無力感と、職を失うことに対する恐怖心だけです。

実は、退職したい、転職したい、と思いながら行動せずにとどまっていると、「職を失う恐怖心」は、むしろどんどん大きくなっていきます。

もちろん、実際急に職を失った場合の影響は大きいです。安易な考えは禁物でしょう。ただ、それを実際よりも大きく見積もってしまいがちになるということです。つまり、そういう面でも正常な判断ができなくなってゆくわけです。

実は、これは今の会社にとって、まさに思うつぼです。極端に言えば、そういう会社は、偏った判断を許せる社員で組織を固めていこうとしています。

「組織は人だ」

などと言いながら、これは案外多くの経営者が本音として思っている都合の良い社員像です。



二流の組織論は社員を不幸にします --;
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