こちらは現状から目を逸らした形での不安というべきです。転職を望む人の何割かが、このような不安を抱えていることはよく指摘されることです。
ここまで述べたような、他のさまざまな不安要素に帰結することも多いのですが、その状況をコントロールしようとするのではなく、それを抑圧して、本人は上昇志向として捉えてしまうのです。

この手の感情は、他人に指摘されるとむしろ反発を感じるので、理詰めがきかず、自覚が難しい面があります。

特に、自分のおかれた状況を外的要因に帰属する傾向が強いと、たとえば特定の誰かがいなくなれば状況が改善するとか、環境がもっとよくなれば自分の力が発揮できるというふうに考えがちです。
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